①に引きつづき(→こちら)
KEYくんから学ぶファッションコーデテクニックをお伝えしていきます。
①でも書きましたが・・・
特に注目なのが『色の使い方』
一瞬奇抜な色・・・と思っても、
実は、誰が見ても自然でキレイだと思える配色なので、
まとまりが良く印象に残りやすいのだと思います。
ということで、今回はKEYくんの「上手な色使い」をお伝えしていこうと思います!
1.似た色みでコーディネート
左:黄(トップス)・緑(リュック)・青(ジーンズ)の近い色でコーディネート
右:黄(トップス・ボトム・スニーカー)・緑(マフラー・スニーカー)
・青(マフラー・バック)のトーンを離した近い色でコーディネート
★こちら2つのコーディネートは全く印象は違っても、使われてるのは同じ
3色です(黄・緑・青)。
分かりやすいように下の図(色相環)を使って説明すると、
この輪で近いところにあるほど似た色になります。
色みだけで見ると図の右半部の色を、同じ間隔になるように使っています。
黄→緑→青と似た色を繋げてコーディネートしてるのが分かります。
似た色を組み合わせると全体的に統一感のあるコーディネートになります。
★さらに、右写真のように色みを揃えてトーンを離すというテクニックも参考になります。
詳しく説明すると、
トーン(色の調子 : 明るい↔️暗い、鮮やか↔️濁った)を、
下の図(トーン表)を使って説明します。
左写真(赤枠)は3色を明るく、鮮やかなトーン(lt・b)で揃えてます。
目立つ色ですが統一出ます。
右写真(青枠)は逆に、トップス、マフラー、バックが暗いトーン(dk)なので、
パンツを色みはトップスと同じ黄で彩度も同じように低い(濁った)けれど明るいトーンの黄(sf)と合わせることでメリハリがついてます。
さらに、ここに鮮やかなトーンの緑(V)のシューズを合わせるのがKEYくんらしいコーディネートです。
マフラーは良く見ると緑と紺の2色です。
マフラーの暗い緑(dk)に同じ緑でもトーンを離した鮮やか緑(v)のシューズを合わせることでまとまり感をキープしつつ地味にまとまらないコーディネートになっています。
髪の色も紺で全体で3色で揃えてます。
色みは同じでトーンを離すというテクニックも参考にできます!
左:赤(インナー)×青(シャツ)
中央:黄(スーツ)×青(インナー・帽子)
右:青(帽子・インナーの柄)×オレンジ(靴下)
★2色を使ったコーディネート。
それぞれ色みだけで見ると、2色が対照になる色の組み合わせです。
下の図(色相環)で説明すると、
基準となる色、例えば、黄(8:Y)なら右回り、左回りそれぞれ8~10コマ離れた色は対照な色とされ、お互いを強調してインパクトのある組合せになります。
左写真(→赤線)は赤(2:R)から左回りに8コマめの青
中央写真(→緑線)は黄(8:Y)から右回りに9コマめの青
右写真(→青線)はオレンジ(5:O)から右回りに9コマめの青緑
とそれぞれ、対照になる色で組み合わせています。
★同じ対照の色の組合せでも3つの写真のコーディネートの印象が違うのは、トーン(色の調子)の組合せが違うからです。
では、トーン表を使って説明します。
左写真(赤枠)はインナーの赤、シャツの青ともに明るく、鮮やか(b)なトーンなので、目立つ色の組合せです。
中央写真(緑枠)はインナーの青、ジャケット&パンツの黄ともに淡く濁ったトーン(ltg)で揃えていますが、それだけだと寂しい印象なるところを、
帽子をインナーと同じ青でトーンを離した濃い青(dp)にすることで全体が締まって見えます。
右写真(青枠)は帽子とインナーの柄がかなり明るく、淡いトーン(p)の青なので、靴下を対照色でかつ、鮮やかなトーンのオレンジ(b)にすることで全体がぼんやりと見えないコーディネートになっています。
対照色はお互いを強調してるれるので、色を目立たせたいときに使えます。
また、濁ったトーンに行くほど対照色同士で組み合わせても柔らかい印象になります。
3.沢山の色をバランス良くコーディネート
左:黄(マフラー柄・パンツ)×緑(靴下)×青(帽子・シャツ)×赤(マフラー柄・シャツ柄)
中央:黄(マフラー・柄シューズ柄)×緑(ジャケット袖口)×青(ジャケット身ごろ)×赤(ジャケット袖)
右:黄(シューズ)×青(ケースバック)×赤(クラッチバック)×オレンジ(シューズ紐)
★4色を使ったコーディネート。
沢山の色でもバランスの良い色の組合せです。
分かりやすいように下の図(色相環)を使って説明します。
色みだけで見ると、この輪で偏りなく色を使うことで
沢山の色を使ってもバランスの良いきれいな印象になります。
★トーンを見てると
まず先に中央写真(緑枠)と左写真(青枠)を見ていきます。
中央写真(緑枠)はジャケットの明るく、鮮やかなトーン(b)と同じトーンの黄(b)をマフラーとシューズでも使い、全体を同じトーンにすることでPOPな印象ですがバランス良く見えます。
右写真(青枠)は小物の色が濃いので(v)、モノトーンの服に合わせることで小物を目立せ、またモノトーンでも寂しく見えないコーディネートです。
最後に左写真(赤枠)をみていきます。
左写真(赤枠)を見ると、色みで4色使い、
さらにトーンもいろいろなトーンを使ってます。
上半身のマフラー(v)とシャツ(b)が鮮やかなのに対して、
下半身のパンツの黄(sf)と靴下の緑(ltg)は淡く濁ったトーンにすることで落ち着いた印象もプラスされています。
ベレー帽は、おそらくコーディロイ素材のパンツとテイスト(クラシック)を合わせたのだと思います、色も濃い青(dk)にすることでぐっと落ち着いた印象になります。
鮮やかなカラーも落ち着いたトーンと合わせることで2面性のあるかなりファッションセンスの高いコーディネートにすることができます。
KEYくん、色使いが本当に上手です。
誰が見てもきれいと思える配色テクニックなので参考になります。
また、ヘアカラーや小物までトータルでコーディネートしているので
全体から見たことをイメージするのはコーディネートで大切なことです。
鏡で全身をチェックしてみるのがおすすめです。
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